セサミンを摂る時はゴマアレルギーに注意

セサミン摂取時、ゴマアレルギーに注意

抗酸化効果などでセサミンの人気が高まっていると言われています。しかし一方で、様々な理由からゴマアレルギーを起こす人の数も増えているとされています。
ではセサミンを摂る時、ゴマアレルギーを起こしてしまう可能性はあるのでしょうか。ゴマアレルギーの特徴などについて詳しく見ていきましょう。

ゴマアレルギーの特徴

アレルギーは外界から入ってきたものに対し、体の免疫系が過剰反応して起こります。これがゴマの種子などを摂ることによって起こる症状の種類がゴマアレルギーです。
擦りゴマや練りゴマは症状が起こりやすいと言われていて、ゴマ油は中に含まれるタンパク質量が少ないためアレルギー反応が起こりにくいと考えられています。

ゴマアレルギーを持っていてもアレルギー検査ではゴマアレルギーに陽性反応を示す人数は少なく、食したときに思わぬ症状が起こる可能性があるので、注意が必要です。

ゴマアレルギーの症状

ゴマアレルギーの症状は以下のようだと言われています。

●体の一部や全身に湿疹や腫れ、赤みや痒みが出る。

●目のかゆみや鼻水など。

●喘息を伴う呼吸困難

これはあくまで一例であり、体に表れるアレルギー症状は人によって様々です。反応を起こす量や反応までの時間も個人差があります。
また、白ゴマと黒ゴマなど種類によって異なる反応になることもありますので、ゴマアレルギーが疑われる場合は、まず医師に相談するようにすると適切です。

ゴマアレルギーが増えた理由は

ゴマアレルギーが増えた理由としては、以下の理由が考えられています。

●ゴマの効果が有名になったことで、乳幼児の段階から離乳食に混ぜられたゴマを摂取した結果、異種タンパク質への拒絶反応が起きた。

●使い切る前に酸化したゴマ油を摂ったことで、拒絶反応が起きた。

ゴマアレルギーに注意を

セサミンはゴマ由来の成分であり、ゴマに対するアレルギー反応が疑われる場合は、上で述べたように医師に相談してください。
自分がゴマアレルギーであることを知らずにセサミンを摂取してしまうと、アレルギー反応によって苦しみ、命の危機に陥ることにもなりかねません。
そうならないためにも、ご自分がゴマアレルギーでないか確認するようにしましょう。