セサミンは高齢者におすすめの成分

高齢者にセサミンをおすすめしたい理由

セサミンは、年齢を重ねるごとに生じる様々な問題の原因に効果があるとされています。
セサミンは、加齢によって問題になる活性酸素や悪玉コレステロールを減らし、肝臓の機能を改善する、などの働きを持っています。
このような効果ゆえに、セサミンは高齢者の方へおすすめできるのです。では、さっそくセサミンの健康効果について見ていきましょう。

加齢とともに増える活性酸素を除去してくれる

細胞を酸化させて様々な病気の原因になるのが、活性酸素です。
この活性酸素を除去してくれる酵素が人体には備わっているのですが、その酵素も年齢を重ねるごとに生成量が減少し、体は活性酸素の害を受けるリスクが高まってしまいます。
老化を促進させる活性酸素を除去することができる成分を抗酸化物質と言います。これは、美肌や髪の潤いを保つことにも役立ち、若々しく健康的な生活に必要な物質です。
抗酸化物質はさまざまな食品に含まれており、ゴマに含まれるセサミンはこれ自体が単一の栄養素ですので、胃酸で変化せずに肝臓へと届きます。
それは元々の成分を保ったまま肝臓へ届くということで、セサミンの抗酸化効果は、体内に入ってからもほとんど損なわれずに発揮されます。
これが、高齢者の方にセサミンをおすすめできる理由のひとつです。

骨粗鬆症の改善に役立つ

セサミンは骨粗鬆症の改善に効果があります。女性は、閉経後に女性ホルモンの分泌量が低下することで骨密度の低下が見受けられ、これを改善するにはホルモンの分泌量を増やす必要があります。
女性の骨の形成は女性ホルモンが関わっていますが、この分泌量が低下することで骨量が減少してしまうのです。
セサミンは腸内細菌によって女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする物質へと変化します。この性質によって女性ホルモンの減少を補い、骨密度の低下を防いでくれるのです。

悪玉コレステロールの値を下げてくれる

コレステロールは細胞膜や各種のホルモンを作るなど、生きていく上で必要な物質です。悪玉コレステロールと呼ばれるLDLも、肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割があります。
しかし血中の悪玉コレステロール値が上昇すると、血管の内側を傷付けて血管の内側に入り込んでしまいます。そしてこれが酸化すると問題があります。
この状態の悪玉コレステロールを異物と認識した免疫細胞は、コレステロールを分解できずにプラークと呼ばれるこぶになるのですが、これは血栓の原因となってしまいます。
このような事態を防ぐには、悪玉コレステロール値を下げる必要があります。
セサミンには血中の悪玉コレステロール値を下げる働きがあります。そのため、上で述べた抗酸化作用と併せて血栓の生成を防ぎます。

セサミンで健康的な日々を

このようにセサミンの健康効果は、年齢を経るごとに起こり得る様々な問題への対策になります。
もちろんセサミンだけを摂っていれば良いというものでもなく、普段からバランスの取れた食事を心がけ、そこにセサミンを加えることが適切だと言えます。
栄養バランスの取れた食事を心掛け、その上でセサミンなどの各種抗酸化物質を摂るようにする。そうすれば、毎日の暮らしを健康的に過ごすこともできるのではないでしょうか。